タイムマシン
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授業対象=中学生
実施=2020年7月実施予定


2020.5.18


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全体像


教材


@ 1985年の映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』では、主人公マーティが、ひょんなことから30年前にタイムスリップし、自分の父と母が出会うきっかけを邪魔してしまいます。2人が結婚しなければ、マーティは生まれてきません。過去と現在に矛盾が生じてしまうのです。ゆえに「タイムマシンは、未来のどんな技術をもってしても製作できない」、これが結論となります。

A 人類は時計の発明によって「時間の管理」ができるようになりました。「ここで午後3時に待ち合わせしよう」などと、時計にもとづいて約束できるようになったのです。また、「過去・現在・未来」を意識するようにもなりました。過去を振り返ったり、未来を想像したりすることが出来るようになりました。しかし、私たちが想像するタイムマシンは、原理的に製作できないのです。

B 私たちはよく「過去の世界」や「未来の世界」を想像します。心の中の時間旅行(タイムトラベル)ならば、簡単にできます。例えば野球チームの監督が「このピッチャーは過去にどんなボールを投げていたか?」と「過去の世界」のことを分析すれば、「未来の世界」でヒットを打つ可能性を高めることができます。「経験を生かす」「学習する」といった点から考えると、タイムトラベルはしばしば有効に働きます。過去を描いた歴史小説を読んだり、未来を予測したSF映画を見たりと、タイムトラベルを楽しみましょう。それは人生を豊かにするだけでなく、人類の未来社会をより良くする手がかりにもなるのです。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


題材は
未定


課題は未定


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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